こんな救世主がいたのならば
ITの仕事をしていくうえで発生する大変さの中から見出すものとはどういうものなのでしょうか、仮にある人が会社の中核を担う統括的な立場に抜擢されて自分の本来の受け持っている業務の他に後輩の指導など周りの人を育てる立場になったとしましょう。
その両立の大変さからむしろ仕事に対しての楽しさを見出していくことも考えられるのではないでしょうか。しかし、ここでいう楽しさは、ストレートに読んで字の如く楽観的な要素を含むものとは緊迫した状況の考慮もあって本来のあるとされるべき意味合いが異なるのかと思います。
あたかも自身に向かってくるトラブルに対して、正に自身を射止めようとする弓矢が相手から放たれたのだと表現したのなら、何事も無かったかのように、最小限の余裕のある動作でかすりもせずに平然として躱していくかのように迫り来る問題に対してバリバリのビジネスマン満載の一点張りでもって蹴散らしていくような人がいたら喜んでしまいそうです。
ITの仕事に対して責任感を感じつつも、その一方ではあれだけ沢山の夥しい数の仕事量を全て無かったことにしてしまおうかというくらいの気迫さと強引さを兼ね備えたような攻撃性によって片付けてしまえるシステムエンジニアがいたら一緒に仕事をしている上司や同僚の方もさぞムードメーカー的存在として囃し立てていくのではないでしょうか。そうした叱咤激励の下で自身の仕事の価値観を高く評価されて最終的にはやりがいの向上に繋がっていくのです。